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11/2 オールシーズンタイヤが都市部ドライバーに最適な理由

今日のブログは、本格的な寒冷地や豪雪地帯ではなく、年に数回以下しか雪が積もらないエリア向けの内容です。

毎年冬が近づくと、今年の冬のタイヤどうしよう問題。名古屋市にある弊社のお客様は、大半が多くても年に数回しか雪が積もらないからノーマルタイヤのままで良い、と考える人が大半。長距離ドライブが多く、その道中で積雪のあるエリアを走る可能性が高い人や、稀の積雪でスケジュールが狂ったら困る、という人はスタッドレスタイヤを使う傾向があります。

しかし、予約をとって、重いタイヤ・ホイールをベランダやガレージから運び出し、外した夏タイヤをまた保管場所に運ぶ、そんなサイクルが面倒だと多くの人は思うはずです。

近年、こうした手間を解消する選択肢として、オールシーズンタイヤを選ぶドライバーが増えています。今回は、最新のオールシーズンタイヤの性能進化と、購入時に知っておくべき点について解説します。

1. 「減りが早い・効かない」は過去の話?

少し前までのオールシーズンタイヤのイメージは

  • 「夏タイヤとしては走行ノイズがうるさくて減りが早い」
  • 「冬タイヤとしては浅い雪道しか走れず、凍結路では全く使えない」

年間降雪量が少ない地域での稀な軽降雪を凌ぐためのタイヤ、という位置づけが強く、走りの質や静粛性を重視する方には積極的にはおすすめしにくいものでした。

2. ここまで進化した!最近のオールシーズンタイヤの性能

しかし、近年の技術革新によりオールシーズンタイヤの性能は飛躍的に向上しています。

現在の最新モデルは、夏タイヤに迫る静粛性・耐摩耗性を確保しながら、冬用タイヤ性能の基準を満たした証である「スノーフレークマーク(3PMSF)」を取得しているものが主流。高速道路の冬用タイヤ規制にも対応(チェーン規制時にはチェーンが必要)していて、日常のドライ路面からウェット路面、さらには圧雪路まで、1年を通して高いレベルでこなせる「常用タイヤ」へと進化を遂げました。

3. 次世代の衝撃「シンクロウェザー」と、予算に応じた賢いタイヤ選び

外部環境で性能が変わるダンロップ「シンクロウェザー(SYNCHRO WEATHER)」

オールシーズンタイヤの概念をさらに一歩推し進めたのが、ダンロップの「シンクロウェザー」です。水や温度の変化に応じてゴム自体の性質が変化する「アクティブトレッド」技術を採用。大谷翔平選手をCMに起用していることからダンロップの自信が窺い知れます。

  • アイス性能が大幅向上
    低温や氷上でもゴムの柔軟性が保たれるため、従来の課題だったアイスバーンでのブレーキ性能が大幅に向上しています。
  • 雨天時に強い
    見落としがちなのが雨天時(ウェット路面)の性能。シンクロウェザーはダンロップ公表データによりますと、一般的なサマータイヤやスタッドレスタイヤよりも雨天時のグリップ性能やブレーキ性能が高いです。年間降雪量が少ない地域は積雪や凍結する日数よりも、雨天の方が圧倒的に多いです。
【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式
夏も冬も、これ一本。次世代オールシーズンタイヤ<SYNCHRO WEATHER>|【DUNLOP】ダンロップタイヤ 公式 ダンロップの<SYNCHRO WEATHER>は、晴・雨・雪・氷のあらゆる路面にシンクロする次世代オールシーズンタイヤ。1年中履き替えなくても大丈夫なので、タイヤの保管や交換...

問題は価格の高さ。他にも優秀な選択肢はある!?

技術的に非常に優れたシンクロウェザーですが、ネックとなるのは価格の高さ。自信作なのでダンロップも強気の価格設定です。最新技術が詰まっている分、従来のオールシーズンタイヤに比べると導入コストが高いのはやむを得ません。

「もう少し低予算でオールシーズンタイヤの利便性を享受したい」という人には、ミシュラン CROSSCLIMATEやグッドイヤー Vector 4Seasons Hybrid、ヨコハマ BluEarth-4S AW21、クムホ SOLUS 4S HA32等の選択肢もあります。

4. オールシーズンタイヤは「スタッドレス」ではない

オールシーズンタイヤは、どれだけ進化してもスタッドレスタイヤではありません。過信は非常に危険です。

  • 極度のツルツル路面には弱い
    シンクロウェザーのように氷上性能が向上したモデルもありますが、基本構造は夏の走行も含めた全天候型。本格的な豪雪地帯、朝晩に路面が完全に凍結する地域では、氷上ブレーキ性能に特化したスタッドレスタイヤに軍配が上がります。
  • 無理な積雪路での過信は禁物
    「オールシーズンを履いているから大丈夫」と過信して大雪の日に無理なドライブをしたり、急ハンドル・急ブレーキを行えば当然滑ります。これはスタッドレスタイヤでも同じ。あくまで「年間降雪量が少ない地域で、急な雪でも焦らず安全に走行できるタイヤ」というスタンスを忘れないことが大切です。

ダンロップのHPにも以下の注意書きがあります。

過酷な積雪・凍結路面を走行される際は、ダンロッププレミアムスタッドレスタイヤの装着を推奨します。

5. 保管場所がない・マンション住まいの人にこそおすすめ

メリットが多いのでオールシーズンタイヤを選ぶ人が増えています。

具体的なメリットは

  • ベランダやガレージのスペースを圧迫しない
  • 年2回の履き替え作業・工賃が発生しないので実は節約になる
  • 重いタイヤホイールを持ち運ぶ重労働から解放される
  • 秋→冬、冬→春、のタイヤ入れ替えを気にする必要が無くなる

タイヤ保管サービスを利用する場合、年間で数万円の保管料がかかることも珍しくありません。数年間の保管コストや工賃を考慮すると、経済的なメリットも非常に大きくなります。オールシーズンタイヤであっても、基本的にローテーションは必要です。1年点検や車検のついでにローテーションすることをおすすめします。

自分の使用環境を見極めて賢い選択を

オールシーズンタイヤは万能タイヤではありませんが、年間降雪量が少ない地域にお住まいで、「タイヤの保管場所や履き替えの手間を無くしたい」という方にとっては、合理的でスマートな解決策と言えます。

最高峰のシンクロウェザーか、コスパに優れた定番モデルか、ご自身の予算と走る地域の環境をしっかりと見極め、快適なドライブライフを手に入れてください。

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