プジョー 407SW
車検整備でお預かりです。
ブレーキホースを交換。
ブレーキホース(ゴム製フレキシブルホース)が詰まったり劣化したりすると、制動系に致命的な障害や油圧トラブルが発生します。
それらをいくつかご紹介します。
【 1. ホースの「詰まり(内部剥離・逆止弁化)」で起きること 】
経年劣化によってゴム内層が剥離し、内壁が削れて内部を塞ぐと、一方通行の「ワンウェイバルブ(逆止弁)」のような状態を作り出します。
・ブレーキを踏んでも車両が重い・進まない
アクセルを踏んでも車が重く感じたり、信号待ちでクリープ現象で進まなくなったりします。最悪の場合、車輪が固着(ロック)します。
・ブレーキの引きずり・片効き(最頻出)
ペダルを踏んだ圧(油圧)は強力なためキャリパーまで届いてピストンを押しますが、ペダルを戻しても詰まった部分が抵抗となりフルードがマスターシリンダーへ戻らなくなります。
結果、パッドがローターを挟みっぱなしになり、強い引きずり(片効き・熱膨張)を起こします。
・フェード現象・ベーパーロック現象の誘発
引きずったまま走行を続けると、摩擦熱でブレーキローターやフルードが異常加熱し、突然ブレーキが全く効かなくなる危険な状態(ベーパーロック)に陥ります。
【 2. ホースの「膨張・柔軟性低下(剛性低下)」で起きること 】
内部の補強糸(補強層)が劣化すると、油圧に耐えきれなくなります。
・ペダルフィーリングの悪化(スポンジ感)
ペダルを踏み込んだ際、油圧がキャリパーに伝わる前にホース自体が膨らんで圧力を逃がしてしまいます。
ペダルを踏んだ時の手ごたえ(足ごたえ)がふにゃふにゃ(スポンジ状)になり、制動距離が伸びます。
【 3. ホースの「ひび割れ・破損」で起きること 】
外層ゴムの経年劣化や、サスペンションの可動・ハンドル操作による屈曲の繰り返しでクラック(亀裂)が入ります。
・フルード漏れとブレーキ全喪失
高圧がかかった瞬間にホースが破裂(バースト)すると、ブレーキフルードが一気に流出し、油圧がゼロになります。
油圧式ブレーキシステム全体の機能が停止するため、事故に直結する最も危険な状態です。




交換目安は、一般的にゴム製ブレーキホースの寿命は5年〜10年(または車検2〜4回ごと)が目安とされています。
外観にひび割れがない場合でも、内層の劣化は目視できないため定期的な点検・交換をオススメします。
万が一なにかあってからでは遅いですからね(汗)
____________________________
好きな車と、暮らそう。
AUTORIESEN
お問い合わせはこちらから↓↓↓
あわせて読みたい
お問合せ : オートリーゼン
お電話でのお問い合わせ TEL / 052-774-6151 FAX / 052-775-3341
ご来店のご予約は、ご来店日時もお知らせ願います。
最新情報から珍しい車の情報、とにかく楽しいオートリーゼンBlogも、ぜひご覧下さい。
■お願い事項・ご来店、納車、引取は完全予約制となります。
・お支払いは現金、各種クレジットカード、電子マネー、PAYPAYにてお願いします。

